Disc01 ローズなムスメ。撮影秘話3
某地方都市の指定された駅に着いたのは
もう暗くなってからでした。
出発したのが遅かったからではありません。
それくらい長時間の移動だったのです。
駅にはアベックが1組いましたが、
一人でいる人は女だけでなく男もいません。
15分おとなしく待ちました。
10分遅れて着いたので、約束の時間から25分経過したことになります。
一文メールの恐怖におののきながら、
「ヤラれちまったかな・・・」
と、あきらめかけた頃、
先程のアベックの女の子が話しかけてきました。
ローズなムスメでした。
ナンパされていたんだそうです。
通常、サポのムスメは普段着の子が多いのですが、
ローズなムスメはスーツでした。
しかも、大きなヴィトンのボストン持って。
sithも会社から直接来たためスーツだったので、
ある意味、傍から見て違和感ねぇな、な二人でした。
とにかく、ファミレスでも何でもいいから
店に入ろうと思ったのですが、
ターミナル駅へ移動したい、とローズに言われました。
今、そこからこの駅に来たんだよぉ、と心の中で恨みながら、
二人で電車に乗りターミナル駅に向かいました。
車内でローズは、
明朝ターミナル駅から遠くに出発したい、ということと、
今夜は一緒に泊まってくれないか、ということを
言ってきました。
幸薄そうな面持ちのローズですが、
車内のほとんどの男から下品な視線を送られるほどの
色気がありました。
フェロモンと言うのか、妙なオーラが出ていたのは間違いありません。
そんなムスメからのお泊りの申し出です。
すでに男根静脈ギンギンで、今イったら白い精液ではなく、
赤い血が出そうなほどです。
願ってもない展開でしたが、
落ち着きのない彼女の視線や挙動不審な振る舞いに
少し警戒心を強めた、sithなのでした・・・
・・・つづく
( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)