Disc27 22歳の若さで色と欲にまみれる雇われママなムスメ。撮影秘話08
3度目の出張は2度目の出張から、わずか4日後のことだった。
「ついにやる気を出してきたな!」
と上司は喜んでいた。
定期的に誰かが行かねばならない某地方都市の帰り道に、
ジイさんへの接見というウソを理由にしたパンツラインへのリクルートである。
このルートを使うのは最初で最後にしようと決心させるに充分な時間を浪費して
地方ローカル電車で辿り着き、ジイさんをスルーして「Q」に入店した。
今日はカメラ持参での入店である。
ある決心をしていた。
計画はない。
ワタシのモットーは「臨機応変」である。
計画性に乏しいのが本当のところではあるのだが・・・
パンツラインは前回同様、爽やかな笑顔で迎えてくれた、
今夜もまた、計画的なしくずしリメインオーバーナイト、である。
心密かに、
今日はメリージェーンを聴くまで店に残る決心をしていた。
いつものように、ヒロミ・ゴーを熱唱したあたりから、
「そろそろ、いいじゃろ・・・」
と、次回出張時の店外デートを誘ってみる。
「うーん・・・」
反応は極めて悪かった・・・
いっしょにごはん食べてくれるだけ、でいいよ。
でも、良い返事が返ってこない。
一度口説き始めたら、途中でやめてはいけない。
今回は勝負を賭けてきている、
宿泊先未定の背水の陣である。
午前0時を過ぎると、
タクシー捕獲困難なローカルな場所なのである。
車通勤のパンツラインのクルマでラブホロケしかアタマにないのである。
気がつくと、
メリージェーンを聞きながら、
パンツラインと密着チークを踊っていたが、状況は打開できていない。
苦戦である。
「今夜、ホテルまで送ってくれな・・・・・・」
と聞いている最中に、
いかつい顔の茶髪の若造がいきなり入店してきた。
展開から想像できるように、
パンツラインのカレシである。
と同時に漁協のセガレでもあった。
「よそものが絶対にもめてはならない」と
ラウンジのババアに釘をさされた、
地元の魚市場を仕切る男の息子なのである・・・
・・・つづく
( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)